株式会社Runway labo.(ランウェイラボ)

2025年1月14日

【2025年版】徹底比較!オススメのSaaS管理ツール7選!

近年では、企業におけるSaaS製品の導入が加速しており、多くの企業が約20以上のSaaSを利用していると言われています。

その現状に対して、「アカウント管理の煩雑化・コストの無駄遣い・セキュリティリスク」などの問題が発生しています。

そんな問題を解決してくれるのが、SaaS管理ツールです。複数のSaaSアカウントを一元管理し、運用コストも最適化することができます。
SaaS管理ツールは様々な製品が登場しているので、今回は製品を比較する際のポイントなどを解説しながら、実際にいくつかの製品のご紹介をしていきます。

目次

SaaS管理ツールとは?
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企業が利用しているSaaS(サービスとしてのソフトウェア)のアカウントやステータス、契約状況などを一元管理するためのツール。
複数のSaaSサービスの契約情報が一括管理でき、アカウント発行や棚卸しなどの手間がかかる作業をまとめて行うことが出来ます。

なぜSaaS管理ツールが必要なのか

SaaSは、『いつ・どこでも利用できる』『安価な月額制で利用できる』などのメリットが多いことから利用する企業が増えています。

しかし、その一方でSaaSはアカウントの作成・削除や権限設定が必要なため、導入数に比例して、情報システム部門や各部署の担当者などの負担が大きくなります。
そこで、活躍するのが”SaaS管理ツール”となります。

SaaS管理ツールのメリット

アカウント管理の効率化

一番のメリットは、『アカウントを一元管理・可視化して管理』ができること。

セキュリティ面を考慮し、各SaaSツールで異なるIDやパスワードを設定したバラバラになりがちなアカウント情報をまとめることができたり、社員の入退社ごとにおこなうアカウントの発行・削除などをスムーズにおこなうことができます。

また、どの社員が、どのSaaSに対して、どのような権限を持っているかといった詳細な情報も簡単に把握できるため、より効率的なSaaS運用が可能になります。

コストの見直しや無駄の削減

アカウントの一元化・可視化で、使用されていない不要なアカウントの洗い出しができることで、コスト削減に繋がります。
利用頻度の少ないサービスの契約解除やプランの見直し、使用されていないアカウントに課金をし続ける無駄な経費も削減できます。

セキュリティレベルの向上

SaaS管理ツールを導入することで、以下のようなセキュリティ対策を行えます。

  • 残存するアカウントで退職者がアクセスする
  • 個人で利用しているSaaSを業務で利用する
  • シャドーIT/野良ITが潜り込む

また、二要素認証やIPアドレス制限などのセキュリティ機能で、組織全体のセキュリティレベルが向上し、情報漏えいのリスクも低減します。

SaaS管理ツールの比較ポイント

SaaSの対応範囲

SaaS管理ツールはすべてのSaaSが対象ということではないので、管理したいSaaSに対応しているかをまず確認しましょう。

管理したいツールが現在対象外でも、各サービスは連携可能なSaaSの拡充に力を入れているので、将来的に対応する可能性も十分に考えられます。導入検討の際に、ベンダーに問い合わせたり要望を出してみるのも良いでしょう。

アカウント連携の有無

従業員の氏名・アドレス・雇用形態などのSaaSアカウントに必要な情報を連携する機能があるかも確認必須です。

特に、社員の数だけアカウントが発行されるため、大企業ではこの機能が付いた製品がおすすめです。

コスト管理機能の有無

SaaS運用コストの削減を目的に、SaaS管理ツールの導入を考えている企業も多いです。

総コストや契約情報などSaaS管理に必要な情報をダッシュボードで一括管理できると便利です。また、前回比などのコスト推移を簡単に閲覧することができれば、契約プランの見直しや他のサービスへの乗り換え検討などを契約更新前に対処可能です。

セキュリティ対策

SaaS管理ツールでは、ユーザーアカウントなどの重要な情報を数多く扱います。そのため、万が一社外に流出すれば甚大な被害につながりかねません。

多くのSaaS管理ツールには情報漏えいを防ぐために、IP制限・アカウントロック・二要素認証などのセキュリティ機能が搭載されています。
自社に必要なセキュリティ要件に沿った運用ができるツールを導入しましょう。

おすすめのSaaS管理ツール7選
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マネーフォワードAdmina

Point
・240以上のSaaSとの連携が可能
・SaaSを基軸としたアカウントを一覧化し、アカウント毎に権限を確認可能
・ログインステータスや2 要素認証 (2FA)の状況を把握可能
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dxeco

Point
・誰が、いつ、どのSaaSにアクセスしたかを把握
・SaaSの把握に重点をおいている
・会計システムとの連携により、仕入や発注の情報にもとづいてSaaSを検出可能
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ジョーシス

Point
・PCだけでなくスマホやUSBなど、利用者と紐づけることで誰が利用しているかを可視化できる
・自動反映されるITデバイス台帳により更新漏れ防止。作業効率化
・シャドーITや削除漏れアカウントを検知し、ITセキュリティの向上を実現
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zooba

Point
・契約アプリのコストや入退社の管理、従業員アカウントを自動で一元管理が可能
・SlackやTeamsでアンケート回答・集計を実行
・入社・退職を検知し、自動的にSaaSにアカウントを追加・削除が可能
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ITboard

Point
・アラート機能がついており、契約見直しのタイミングを逃すことがない
・他サービスとの連携が2分程度で完了でき、個人単位で何を使用しているのか自動で整理が可能
・SaaSの登録はSAML認証が導入され、利便性やセキュリティ性の向上が見込める
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Bundle

Point
・SaaSアカウントの自動作成/削除が可能
・野良アカウントの自動検出でセキュリティ面も安心
・外部共有されたファイル・フォルダの棚卸しも可能
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GMOトラスト・ログイン

Point
・ID・パスワード管理・シングルサインオン・認証強化・ID連携を備えたID管理ツール
・シンプルなUIで使いやすい
・未対応のサービスでも、管理画面上で設定するだけで連携できるようになる
まとめ

今回は、SaaS管理ツールについて製品例をご紹介しながら解説しました。

SaaSツールは便利な一方で、導入数や利用者数が増えることで管理することが難しくなり、コストが無駄にかかってしまったり、セキュリティ面に問題が出てきてしまうケースもあります。

そこで、SaaS管理ツールを導入することで、コスト削減やアカウント管理の効率的に繋げることができます。
自社に合ったツールを見つけてみてください。

株式会社Runway labo.では、あらゆるITのお悩み・認証資格取得のサポートを行っております。
セキュリティツールなどの導入支援なども行っておりますので、セキュリティ面について不安を抱えている企業様や担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いたのは、株式会社Runway-labo.で情シスのアシスタントをしているAnya。趣味はピラティスで身体を動かした後に餃子とハイボール片手に昼飲み。そしてコナン君をこよなく愛する。

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